美しい水を守る。子どもたちが水まみれ・泥まみれになって遊ぶことのできる生物にあふれた水辺や小川を回復する。このテーマを念頭に汚水処理研究や新技術の開発を行っています。
人が使い汚した水をその場できれいにし自然に還す―
1961年の創業以来、有用微生物の持つ力を最大限に活用し、新しい技術や製品を生み出していらっしゃいます。これがフジクリーンの競争優位になっていると感じます。高い技術力から生み出される新商品が国内の市場では高く評価されています。
また、会社全体で挑戦を大事にしています。チャレンジングな目標を立ててPDCAを実行し、この目標を最後までやりきることを念頭に日々努力を重ねています。
“フジクリーンが目指すもの”を掲げ、浄化槽を通して、子どもたちが安全に水と触れ合うことのできる世の中をつくります。そして人が生活する上で必要な”水”を再生し、商品力、技術力を向上させオンサイトの水処理技術でトップシェアを目指しています。
先進国を中心に顧客のニーズに合わせた製品の開発を進めています。アメリカ、オーストラリア、ドイツにある海外拠点を中心に海外展開を加速させていきたいと考えています。また、水資源はSDGsの発展で社会的にニーズが高いため水のリサイクルの実現というチャレンジを行っていきたいと考えています。
浄化槽は建物を建てる時にセットで設置するため、コロナの影響で工事現場がストップしたり、企業の投資が減ったりなど、多少の影響は受けました。ただ、扱っている商材が下水インフラであるため、他の業界に比べたら大きな影響はなかったと感じています。
テレワークの充実やWEB環境整備を行ったことも功を奏し、海外事業が増加しました。更に「働きがい向上委員会」を社内に立ち上げ、社員同士のディスカッションを基に働きやすい職場づくりを進めています。また、ジョブトライアル制度を立ち上げ、違う職種の仕事を体験できる仕組みにより、キャリアについて考える機会を増やしました。
海外などまだ自分が見たことの無い世界を知り、沢山の経験をすることや、学生時代に少しでも視野を広く持つことで、社会人になった時もトラブルを回避することができると思います。まずは行動をすることが大切です。
技術力が高く、環境賞を過去に3度受賞されています。
窒素とリンを同時に除去できる浄化槽を開発するなど、技術力に強みを持ってやっていらっしゃいます。(一般家庭用の小さな浄化槽)単独浄化層から合併浄化槽への切り替えの際に、商品の量産化に初めて成功したのがフジクリーンです。合併浄化槽にすることで、トイレの水以外にお風呂や台所の排水も綺麗にできるようになったそう。業界の中で新しい変化を起こしてきた技術力が魅力だと感じました。
寡占化している国内事業にとらわれず、積極的に海外に進出し、特に海外事業は未知数な所もあり大変だと思いますが、どんどんチャレンジしているため、たとえ挑戦に失敗しても、それを次に生かし成果を残すことのできる企業だと感じました。国内で業界トップクラスのシェアを誇っているにもかかわらず、それに甘んじず挑戦をしている点に感動しました。
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