えるぼし認定企業の秘密

木野瀬印刷株式会社

地域経済の活性化をめざす情報誌として、春日井市では『月刊はるる』、小牧市・豊山町では『月刊ぶるぅむ』を発行する木野瀬印刷さん。平成30年12月に、春日井市初の「えるぼしマーク」(3段階目)に認定され、女性の雇用環境に力を入れている企業です。

Q.企業の強み・オンリーワンの魅力を教えてください。

”社是は「利他共栄」、他人を利して共に栄えるということですが、 最初から利益を自社に向けるのではなく、社員が、お客様や社会に対して高い意識を持って貢献していることが評価されています。そうした高い意識の社員が働いていることが一番の強みです。
また、印刷に特化してないことも強みです。
印刷をとても大事にしているのは当然ですが、それを核にして、システムや情報誌、WEBなどの、印刷の周りにあるものを伝える「情報伝達の会社」という意識を持っています。

木野瀬印刷が大切にしている3つの利益の追求 私益、共益、公益
私益・・・自社の発展があって始めて、社員の雇用が守れ、お客様に貢献できる設備投資も可能になります。
共益・・・「業界の発展なくして自社の繁栄は無し」の精神で、自社の開発した経営管理システム「MIクラウド」を業界に提供しています。
公益・・・地域の担い手となる企業を目指し、シティプロモーションの推進役を務めています。

 

Q.目指す企業の姿とは?

印刷業のみにこだわることなく、他のポジションで世の中に必要とされる会社、社会に受け入れられる会社へと変化していくことを目指しています。そのためには、絶えず意識して自らの意思で変革していくことだと思います。
時代とともに伝え方が変わり、五感に触れて伝える印刷物だけでなく、様々な形で情報を提供できる会社を目指しています。

Q.学生へのアドバイスをお願いします。

自分が何をしたいか。どういうことをしたいかを考え、自分の足で会社を見に行くことが一番大切です。企業に”選ばれる”のではなく、”選んで”ください。
【学生の視点】
新人も女性ものびのびと安心して働ける社風が、木野瀬印刷の強みです。木野瀬社長によると、内定を出しても、誓約書は心が決まってから書いてもらうため、3ヶ月、4ヶ月たって提出する人もいるのだそう。
人にはそれぞれ個性があり、個性を大事に考えてるとのこと。
最終面接時は私服で来てもらうのもその一つ。面接官も服装のコンセプトを聞いたり、学生のこだわりに触れながら自由に話してもらっているそうです。
【学生時代にやっておくといいこと】
安井さんは「気になったことはやっておくべき。社会人になってからは、使えるお金はあっても思ったように時間が自由に使えなくなる。やりたいことをやってきたことは、自分の中の糧になり、自分にとっての強みになる」と、おっしゃっていました。

Q.ここ1〜3年以内の感動エピソードは?

安井さんは、企業の70周年記念パーティに子供と一緒に参加できたことを挙げてくれました。当時は育休中で、ベビーカーに子供を乗せて会場に向かい、皆に抱っこしてもらい、楽しく過ごしたことを思い出されてました。「会社が100周年のときに自分が60歳を迎えることができるのも嬉しい」と、退職まで働き続ける目標ができた、とおっしゃってました。
木野瀬社長は、大雪の中、安井さんのミスを一緒に取引先へ謝罪しに行った時のことを挙げ、「ひどく叱られましたが、のちにはその企業さんとの取引を増やしていただけ、彼女がしっかり信頼を勝ち取ったことを実感した」と、感動したことだそうです。

 

〜感動ポイント〜

☆女性のための職場環境整備 ~えるぼし認定~
仕事と子育ての両立が可能となる環境の整備の具体的なことは何かを尋ねました。
木野瀬社長からすぐに返ってきたのは「女性が働き続けられる会社にしたい」でした。
自分の価値が社会に認められて成長していく環境でなければもったいない。「あなたが居なければ困る」という存在であり続けられる環境を作りたいというものでした。
働き続ける人を応援する会社を目指しており、子育てなどで苦労している人たちを全力でサポートする。
安井さんも、産後復帰の相談をした時に、どんなやり方ができるか、時短勤務の相談をしたところ、「何時でもいいよ」との回答。「できることをできるようにやりなさい」と言われました。
社員の「こうしたい」をできる方法を考えてくれる環境がある会社です。

☆この仕事についてよかった!と思った瞬間
もともと営業志望では無かったという安井さん。
木野瀬印刷を見学して、ここなら自分らしく働けそうだと感じ、入社したら、まさかの営業。
決まった商品を売る仕事ではないため、大変だと思ったが、ある程度経験を積んできて、お客様が求めているものを一緒に必要なだけ作り、役に立てたと感じたときが印刷の仕事の楽しさだと思いました。

☆入社後に必要となる技術
パソコンスキルはどの企業でも必要です。あとは、学ぶという姿勢。学生のうちは、自分で気になったこと、自分のやりたいことを全部やっておくべきです。そのなかで自分の強みを見つけていってください。

木野瀬社長と社員一人ひとりとの距離がとても近いと感じました。木野瀬社長がとても話しやすい方で、個性を大切にしてくださるという話が印象的でした。
安井さんが2人目のお子さんを出産後、育休を取らずに産休2か月後に復帰したことに、「心配はしたが、ライフスタイルの中で、仕事が家庭や子育てと同じポジションにあってバランスを取ってることが伝わった」と尊重され、「それであればとことんやりなさい」と応援される、社員思いの様子をうかがい知ることができました。

【会社データ】

社名
木野瀬印刷株式会社
創立
1946年
所在地

本社・KNS/春日井市西本町3丁目235番地
東京営業所/東京都千代田区神田佐久間町4丁目16

TEL
0568-31-3118
従業員数
88名(男性45名 女性43名)
事業内容

【営業部・企画室】ポスター・チラシ・パンフレット等あらゆる印刷物の企画・デザイン・編集。Webサイト構築。
【電脳出版室】オンデマンド印刷(カラー・モノクロ)による
学術報告書・議事録・自分史出版等の製作。
【印刷部】カラーUV機をはじめ11台のオフセット印刷。
【KNS】月刊「はるる」「ぶるぅむ」の発行。

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