本の新たな価値をつくり高める~出版分野から新規事業へ~

日本出版販売株式会社

Q.企業の強み・オンリーワンの魅力を教えてください。

日販は、書籍・雑誌の流通を担う出版販売(取次)会社として、1949年の創業以来、物流センターや輸配送網、データベースなど、日本の出版流通のインフラを構築してきました。現在は約3,200の出版社の出版物を、約5,000の書店、約32,000のコンビニエンスストアに流通・販売しています。
近年はエンタメ事業やコンテンツ事業、小売事業や海外事業などグループ各社との連携を深め、事業領域を積極的に拡大しています。「人と文化のつながりを大切にして、すべての人の心に豊かさを届ける」という日販グループ経営理念のもと、本から繋がり広がるあらゆる可能性に挑戦しています。
たとえば2017年にスタートした「文具女子博」は、文具にこだわる皆様に向けた日本最大級の文具の即売イベントです。老舗の文具メーカーや気鋭の新しいメーカー、またオリジナル商品が充実した文具店などが一堂に会し、来場者は直接文具を見て、触れて、その場でお気に入りのアイテムをご購入いただけます。東京での初開催から大阪、広島と開催地を広げ、2021年7月は初めて名古屋でも開催しました。
また2021年10月にオープンした「イオンモールNagoya Noritake Garden」1階に併設する「TSUTAYA BOOK STORE」と「DULTON DAY STOCK」は日販グループの事業を掛け合わせ、本を起点に文具・雑貨・食品など、お客様に生活スタイルそのものを提案する店舗運営をしています。

 

Q.目指す企業の姿とは?

新たな本の価値を作り続ける

スマートフォンや電子書籍の台頭により、紙の出版物の市場は年々縮小しています。書店の魅力を高めるために文具・雑貨アイテムや企画を提案し、書店経営の支援を行っています。近年はSNSで取り上げられた本が売上を伸ばすことも増えており、TikTokを活用した文庫本紹介コーナーなど、新たな売場づくりにも取り組んでいます。
またカフェやコンビニエンスストア一体型など新しい書店業態の開発や、書店以外の新しい取引先の開拓など、「人と本をつないでいく」ために新たな市場を作り、新たな本の価値を作り続けることを目指しています。

 

Q.各部署の業務内容を教えてください。

営業担当者の業務は取引先書店の売上UPや利益率改善です。名古屋支店では愛知県、三重県、岐阜県の取引先をひとりあたり20店舗ほど担当しています。取引先を訪問し売場状況のチェックを行い、売上率や回転率など様々なデータを分析し改善点を提案します。自分の企画した提案で取引先の売上UPに繋がったときはとてもうれしいです。

Q.学生へのアドバイスをお願いします。

何事にも興味を持って、苦手意識なく挑戦してくれる人材を求めています。何でも吸収し、フットワークが軽く、物怖じしない人が仲間になってくれたらありがたいなと思います。
学生時代は「これはやりきった」と言えることを一つだけでも作ることができると良いでしょう。何か1つでもやり切った経験があると、社会人になってからも壁を乗り越えて行けると思います。

 

Q.新型コロナウイルスの情勢を経験して大きく変わったことがあれば教えてください。

1日のスケジュールが大きく変わりました。テレワーク、オンラインでのやり取りが増え、仕事後に皆で食事に行くことも無くなりました。ただ取引先の書店の皆さんはお店の中に立ち続けていらっしゃるので、要点を簡潔に伝えるようにするなど、自然と気を遣うようにもなりました。以前はそんなことは考えなかったなと、相手の立場を考える大切さを改めて感じています。

Q.SDGSの取り組みをされていたら内容を教えてください

持続可能な出版流通を構築するために、2030年までに現在約40%の返品率を15%以下にし、CO2排出量を26%削減する目標に取り組んでいます。日販グループだけでなく、出版業界が取り組む様々なエコ活動を支援するプラットフォームの構築に向けて動き始めています。「ONE ECO(ワンエコ)プロジェクト」と称し、エシカルなプロダクトの開発やイベントの開催、それらの情報を発信する場の提供を通じて、出版業界全体のエコ活動を支援します。
また従業員一人ひとりが最大限のパフォーマンスを発揮出来る環境整備に取り組んでいます。例えば業務内容に併せて柔軟な働き方が選択できること、社員の成長の幅を広げるためにグループ間の人材交流がさかんであること、育児休暇取得率は男女ともに全国水準を上回っていることなどが挙げられます。

Q.新入社員へのサポートは?

先輩社員2名による手厚いフォローがあります。1名は「OJT」、専属で仕事を教えてくれる先輩がつきます。もう1名は「メンター」、歳の近い先輩が業務以外の悩みを聞いてくれます。会話のある、風通しのいい社風を心掛けています。

〜感動ポイント〜

若手社員の方が入社1年目で20店舗の営業担当を持つことから、入社後1年目で即戦力となり経営に携わる裁量権の大きい会社であると思います。本から派生して文具、雑貨にまつわるイベントや店舗を作るなど、本以外にも新たな価値をつくり続け、社会の変化に対応しながら挑戦し続けている会社です。

☆職場の雰囲気
本の好き嫌いは関係なく、皆が情熱を持って仕事に誠実に取り組んでいる職場です。オンとオフの切り替えをして、集中して仕事をしていらっしゃいます。
総括課は色々な人がいて、その中でも相談しやすい人が多いそうです。
一方で営業チームは外出することがほとんどで、デスクは人がいないことが多いそうですが、メールやチャットなども利用してわからないことは誰に尋ねても丁寧に教えてくれる、温かい雰囲気だということです。

経営者や社員の人柄や魅力について

入社1年目から多くの担当企業を持たれていて、会社の一員としてやりがいを持った働き方ができる会社だと感じました。
紙の本が減少している中、本の”新たな価値”を作る挑戦が、社員の方が話される本への情熱からも伝わってきました。お客様の立場に立って売り場を提案するなど、本の発注だけでなくBtoCの要素もある会社だと思います。

【会社データ】

社名

日本出版販売株式会社

創業
1949年9月
所在地

東京都千代田区神田駿河台4丁目3番地(本社)
名古屋市北区城見通3丁目5番地(名古屋支店)

TEL
052-917-2515
従業員数
2,656名(グループ全体)
事業内容

1.書籍、雑誌、教科書及び教材品の取次販売
2.映像及び音声ソフトの製作、販売、ならびにこれに関する著作権の取得、賃貸
3.コンピュータ機器及びソフトウェアの販売、ならびに情報提供サービス業

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