株式会社テクノプラスト

Q.経営理念についてお聞きしました。

「求めて難に当たり、自分の能力にチャレンジし、社会に貢献しよう」
社会で生きていく中で必ず壁に当たることは何度もありますが、そこから逃げるのではなく自分の能力を発揮し乗り越える機会であるととらえ、皆が努力を続けています。常に経営理念に沿って会社が運営されており、社員さんが判断に迷ったときには理念が判断基準であるとしています。

Q.将来ビジョンについてお聞きしました。

100年続く企業にしたいと考えています。人生の多くを会社に所属して生きていくことになるので、自分たちが作ってきたものや業績を後世に残していきたいという願いがあります。
「のんたっちくん（不特定多数の人が触れるエレベーターのボタンを押したり、コンビニの冷蔵庫を開ける際に手で触れる必要のない道具）」のように社員さんの中からいいアイデアが生まれて来れば今後も自社製品として商品を展開していきたいと考えています。

Q.業界全体の現状について教えてください。

コミュニケーション不足、これが新型コロナウイルス感染症が流行して一番痛かったことです。この時に取り組んだことの一つがSDGsです。コロナ禍で売上が減り、少し時間に余裕が出来たので、これを良い機会と捉えてSDGsだけでなく色々な事に全員で挑戦しました。社内の仕組みも変え、分業に取り組みました。これによって、コロナ禍から回復してきたときに依頼が増えても生産能力が上がって迅速な対応が出来る事に気づきました。それにより残業時間も昔より減らすことが出来ました。コロナ禍はマイナスだけではなくてプラスもありました。

Q.学生へのアドバイスをお聞きしました。

社会に出て働くということはお金をもらっている以上プロです。働き始めてからは学生のように時間を使えないので、とにかくやりたいことは学生時代にやったほうがよいと思います。いいなと思っても行動できる人は少ないので、まず行動してみるところから始めてください。

Q.社会人になって気づいた仕事をする上で必要な力、スキルは何か?お聞きしました。

自分で考えて動く力です。これは、自分一人では身につけることは難しいので、上司や周囲の人とコミュニケーションを取って色々な考え方を学び、吸収していくことで、身につくと思います。

Q.従業員のモチベーションを保つために行っていることを中村社長にお聞きしました。

毎年のテーマと毎月のテーマを決めています。これをすることで社員さんの方向を一つにできます。また、毎朝の朝礼では、運を引き寄せる「ついてる体操」を行い、明るく前向きに働ける工夫をしています。