SDGsを知って、出来ることから始めてみましょう

世界的規模で取り組む目標であるSDGs(エスディージーズ)はSustainable Development Goalsの略で、「持続可能な開発目標」という意味です。2015年の国連サミットで選び抜かれた2030年までに実現するべき目標のことです。「地球上の誰一人として取り残さない」という壮大な理念のもと、貧困や飢餓の撲滅、健康で安全な自然と社会の構築など、17の目標が設定されています。世界的なミッションで自分とは無関係!? と思っている人も少なくないと思いますが、実は、すごく身近なものなのです。企業の取り組みやこれからチャレンジしようとしていることを知り、SDGsについて理解するとともに、出来ることから始めてみませんか。まず最初は、この17の目標について知り「地球にはこんな課題があるんだ」と認識するだけでもいいかもしれません。世の中の多くの社会問題は、その存在を知らないことも課題です。皆様が、SDGsを知ること自体が大きな1歩なのです。次に興味を持った項目があったら、関心のあるゴールとターゲットについて考えてみましょう。例えば、(3.あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する)の中に3.1 2030年までに、世界の妊産婦の死亡率を出生10万人当たり70人未満に削減する。という項目があります。世界保健機関(WHO)の発表によると、世界の妊産婦死亡数は年間30万3,000人であり、妊産婦死亡率は0.216%(妊産婦10万人に対して216人)だそうです。興味を持った項目について、現状把握、またそのことについて取り組んでいる企業や団体のことを調べ、自分にできることはなにか?暮らしの中でできることを見つけてみましょう。

外務省のウエブサイトには、持続可能な開発目標SDGsエス・ディー・ジーズについて詳しく掲載されています。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

農林水産省のウエブサイトには、持続可能な社会と食品産業発展のために私達ができること、が掲載されています。

https://www.maff.go.jp/j/shokusan/sdgs/sdgs_target.html

丸水設備株式会社

【 取組内容 】

建物全体で再生可能エネルギーを活用し、石油等の枯渇性エネルギーの利用をゼロにする建物ZEB(Net Zero Energy Building)の普及活動を支援しています。丸水設備のZEBは、大がかりな省エネ機械設備の導入ではなく、一般的な機器やシステムの合理化によるスマートな省エネ建物(ZEB)を目指しており、2025年度に自社が受注する設計業務のうち、ZEBが占める割合を50%以上とする受注目標を掲げます。また、当社の高い技術力を発揮して、ZEBの建物普及だけではなく、建設工事時に発生するエネルギーを抑えた、建設工事も含めたゼロカーボンを実現し、地球環境問題の解決に貢献していくことも目標としています。

名古屋スバル自動車株式会社

【 目標 】

【 取組内容 】

①SUBARU先進技術と歩む未来(2030年交通死亡事故ゼロ)
②働く環境・健康維持・人材育成・あらゆるステークホルダーとの関係を強化する
③地球を守るための環境保全活動(エコアクション21)

2022年度より本格的に取組みを始めた当社のSDGs活動についてご紹介いたします。SDGsの環境問題につながる持続可能な目標の取組③において、自動車を取り扱う企業として『環境汚染問題につながるエネルギー消費による二酸化炭素の排出量削減』のため『100%CO₂フリー電気』を採用し削減に努めております。また、整備スタッフ着用のツナギ服をマテリアルリサイクルとして再生し自動車部品の一部として資源化に貢献しております。

■働地球を守るための環境保全活動(エコアクション21)

東海地区スバルグループ3社は、「事業を通じて地球環境の保護を含む様々な社会課題の解決と、持続可能な社会の実現に貢献」のため、脱炭素経営の取組みとして、グループ内で使用する電力の全てにおいてCO₂フリー電気を導入することで消費電力のCO₂削減につとめてまいります。

■CO₂フリー電気について(中部電力ミライズ株式会社が提供するGreenでんき)

発電時にCO₂を排出しない再生可能エネルギー電源(水力・風力・太陽光発電)に由来するCO₂フリー価値付きの電気のことをCO₂フリー電気と称します。「地球温暖化対策の推進に関する法律」(温対法)の「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度」において、利用者はCO₂排出係数をゼロとしてCO₂排出量を算定することで、環境マネジメントに活用することができます。「ミライズGreenでんき」の導入を通じて再生可能エネルギーの普及拡大に貢献することが期待できます。

詳しい取り組み内容はこちら

名古屋グランパス

【 目標 】

【 取組内容 】

■ スポーツに親しみ、楽しむことで健康な毎日を!

スポーツと健康はとても密接な関係にあります。サッカー選手は、毎試合ベストのパフォーマンスをだせるよう専門のトレーナーや栄養士がサポートしながら細かく身体に気をつかい生活しています。今まで培ってきたクラブのノウハウを活かしながら、ホームタウンの皆さまに健康増進、食育を通していつまでも健康に生活できる手助けをしていきます。

■ 夢や挑戦。子ども達の健やかな成長を支援。

プロサッカー選手は、夢を描き挑戦をしながら、失敗や挫折を乗り越えて今があります。挑戦することの重要性、挫折をどのように乗り越えたか、選手が直接子ども達にメッセージを伝える活動をしていきます。また選手だけではなく、コーチ、OB、スタッフなどの経験やキャリアを伝えながら、将来を考えるきっかけづくりを行います。

■いつまでも安心して住み続けられるホームタウンに。

いつ起きるか分からない大災害への備えや低炭素社会の実現など、行政や関係団体と連携しながら試合会場での啓発やイベント等の取り組みを通して、クラブが模範となりながら情報発信を行なっていきます。

■ グランパスファミリーでSDGsに取り組む。

名古屋グランパスは多くの方に支えられ、共に成長し、活動しているクラブです。行政やパートナー企業の皆さま、地域、そしてファミリーの皆さん。SDGsに取り組むためにはクラブだけでは出来ません。皆さんと一緒にこのホームタウンをより良くしていきましょう。

ご質問やご相談を承ります。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

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