食品業界、と聞いてみなさん、どんなところを思い浮かべますか?

業界の中の1つ、食品メーカーを取り上げても、とてもたくさんあります。菓子・乾燥麺・冷凍食品・乳製品等・調味料等がある加工食品をはじめ、水産品、食肉製品や小麦粉などといった食品原料、清涼飲料水・アルコール・たばこなどを扱う会社も食品メーカーとなります。また、農薬や肥料を製造する会社も農業系の食品メーカーに分類されます。食品業界は、食品メーカーだけではなく、原料調達を担う「第一次産業」「総合商社の食料部門」「食品原料メーカー」、最終消費者に食料品を販売する「外食産業」「食品小売業界」が挙げられます。

 

新型コロナウイルスの影響で大きく変わる食品業界。

私たちに最も馴染みがあり、生きる上で欠かせない「食」。2020年、21年と2年続けて社会へ、そして日々の生活へ、コロナ禍は多大な影響をもたらしています。リモートワークや不要不急の外出控えなどにより、外食機会が減り「おうち時間」が増え、食品宅配サービスの需要増加や、家庭内でも外食店のような本格的な味わいが楽しめる食品の訴求など、食品業界もその業種・業態により様々な影響を受けています。コロナの他、少子高齢化・人口減、フードロスなどの社会問題や原料高・コスト高による値上げへの対処など、私たちの生活に直結している食品業界各社ではさまざまな課題へ、独自の手法や社員の力によって対処し乗り越え、日々成長をしています。

ABC Cooking Studio

【設立】1987年4月 WEBサイト:https://www.abc-cooking.co.jp/ 【事業内容】国内に約100スタジオ、海外に36スタジオを展開し、国内・海外会員約158万人を誇る世界最大級の料理教室「ABCクッキングスタジオ」を運営。【教室数】132スタジオ〈国内96スタジオ・海外36スタジオ〉(2022年1月1日時点)

Q1.業界の魅力を教えてください。

過去も未来も変わらない「食がもたらす価値」があります。『食に関わる時間を増やすと、心はもっと豊かになる。』料理教室では食のもたらす価値を信じて、手作りの大切さを伝えています。

Q2.この2年、コロナ禍の前と今で取り組み等で変化はございますか?変わった点、逆に変わらない点を教えてください。

ABCクッキングスタジオへの通い方。教室でリアルに受講するスタイルから新しい通い方を提案し、オンラインや1人で実践力を身につけるタブレットレッスンを導入。1枚のチケットで自分のスタイルに合わせて通い方が選べるという今までにない、新しい価値が誕生しました。変わらない点は料理を通じて「食の大切さ」や「作る喜び」をお客様へ提供し続けていることです。

Q3.ABCクッキングスタジオで、働く魅力、料理教室で働く場合の主な業務内容は?

結婚や出産、育児といった女性特有のライフスタイルの変化に対応できる働き方や、スタッフの成長が期待できるよう、勤続年数や年齢に関係なく評価するキャリアプランを設けております。
● 接客営業(生徒集客 、受講管理)
● 授業開講(インストラクター、材料準備、片付け)
● 売上管理 ・衛生管理など
創業以来「世界中に笑顔のあふれる食卓を」を企業理念に掲げ、全国、そして海外に料理教室を展開しています。『料理をする』ということ。ただそれだけで健康なカラダと地球環境をよくすることにも貢献できます。是非一緒に世界中に笑顔のあふれる食卓をつくっていきましょう!

かりや愛知中央生活協同組合

食品業界の現状(コロナ前・現在)について

緊急事態宣言により宅配の注目度が高まりました。我々は食品業界というよりは宅配事業として人々の生活に役立つことができました。具体的には冷凍食品の買い置きで生活に役立たせている方が多いです。一方で困ったことは、コロナ禍が長引き、欠品や遅配の発生といったやむを得ないことが起こります。2020年は、カップ麺、レトルトカレーなどの防災食や、日用品ではトイレットペーパー、マスクなどの欠品がありました。2021年は、例年より多く計画した商品がさほど売れず、余剰在庫の発生がおきました。世の中の変化をどれだけ早くキャッチして対応できるかがカギとなってきます。企業内の食堂売店部門においては、テレワークの増加によってご利用者数が減少し、現在も厳しい状況が続いています。しかしながら、ご利用者様もコロナ禍で黙食を余儀なくされており、味気ない食のひとときにならないよう、今まで以上に食を楽しんで頂けるようなサービスに努めています。

ナカモ株式会社

食品業界の現状(コロナ前・現在)について

新型コロナウイルスの影響により健康志向が高まりました。そのなかで味噌が免疫力を上げるという考えから、味噌は健康に良いという印象が今まで以上に付きました。私たちのお取引の多い小売業では、内食の増加などで影響が少なかったですが、やはり飲食店、お土産、飲食向けの製造業などのお客様向けは大きく影響を受けました。

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