1947(昭和22)年、社団法人愛知県歯科医師会として出発しました。以後半世紀以上にわたり、歯科保健の向上を目指して努力しています。現在は一般社団法人愛知県歯科医師会となりました。
愛知県歯科医師会では「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という「8020運動」を積極的に推進していて、平成元年から8020達成者の表彰事業を行っています。愛知県が発祥の地で全国に広がりました。その8020運動は、現在、ウエルネス8020(0歳児から高齢者まで、全てのライフステージにかかりつけ歯科医が携わり、定期的な歯科健診を通じて皆様の健康的な生活を積極的に推進する)に名称を変えました。愛知県歯科医師会会員は、歯・口腔の持つ機能をできる限り向上させ、県民の全身の健康に寄与し、その保持増進を図り、県民から信頼される「かかりつけ歯科医」を目指しています。
愛知県歯科医師会では、働く世代の歯とお口の健康管理のために、委託契約を結んでいる県内の健康保険組合に加入している方やご家族のために、愛知県歯科医師会に所属する会員の歯科医院にて、診療所型歯科健診を実施しています。この歯科健診のメリットとして、愛知県歯科医師会の会員の歯科診療所は、約3200件以上あり、この中から自由に健診する歯科医院を選べます。
歯の博物館(歯と口の健康ミュージアム)があります(全国的にみても歯科医師会が単独で歯の博物館を所有しているのは愛知県だけです)歯科医師会の会員数が愛知は全体の92%を占めます。会に所属していることで、行政と連携して歯科保健事業を行なったり、最新の歯科医療の情報共有が可能となります。(参考:東京は50%程度)
〈歯科医師〉歯科医師は国家資格で、歯科治療に関する全ての業務を行うことが出来ます。標榜できる科目は歯科、小児歯科、矯正歯科、歯科口腔外科となります。
〈歯科衛生士〉歯科衛生士は国家資格で、主な業務は、1つ目は歯や口腔疾患の予防処置です。フッ化物塗布や、歯垢や歯石など、口腔内の汚れを専門的に除去したりします。2つ目は歯科診療補助です。歯科医師の診療を補助するとともに歯科医師の指示を受けて歯科治療の一部を担当します。3つ目は、歯科保健指導です。乳幼児から高齢者までの各ライフステージにおいて、歯みがき指導を中心とした口腔衛生指導をします。
〈歯科助手・受付〉歯科助手は特別な資格がなくても働くことができます。仕事内容は、受付、会計、電話対応、治療の準備、器具の片付け、器具の滅菌消毒、カルテの整理、材料の在庫管理など業務は多岐にわたります。
〈歯科技工士〉歯科技工士は国家資格で、歯科医療の一端を担う医療技術専門職です。歯科医師の指示に基づいて、患者さんの治療に必要な、入れ歯、歯の被せ物、歯の詰め物、矯正装置などの作製や加工、修理を行います。最近ではデジタル化も進み、パソコンを使って設計、製作した被せ物などを扱う知識、技術も求められる仕事です。
歯と口の健康は年齢関係なく重要です。定期的な健診と診療を行うことで、健康を維持することが可能です。高校生までは健診が義務付けられていますが、大学生は学校全体での健診がまだまだ実現されていないので、気になったら、是非、歯科医院に行くことをお勧めします。
自分にしかできないことに対して、自信をもって取り組んでほしいと思います。信念を持って行動すれば、結果がどうであれ新しい道が開けると思いますので様々なことにチャレンジしてください。
愛知県歯科医師会が他県と比べて、加入している歯科医院が多いこと、8020運動が愛知から始まったことなどを聞いて、今までより、歯科医院に行きやすい状況となりました。歯の博物館があることにも感動しました。博物館では、歴史年表から歯科医療のあゆみを知ることも可能です。
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