1946年(昭和21年)の創業以来一貫して、包装技術の開発に努めてきた企業。包装の対象となる製品は食品や薬品などサイズも特性も多種多様。そのため、柔軟な対応が必須。頼まれたものは必ず実現させる、そんな挑戦をし続ける(株)フジキカイのシステムエンジニアリング部 部長 斉藤勲様に働く楽しさを教えて頂きました。
包装機械…と聞くと、私たち学生にはあまりなじみのない感覚がありました。ですが、包装する商品は食品から医薬品まで多種多様で、私たちが日頃口にするお菓子のパッケージも多数手がけ、身近さを感じました。高い技術力で幅広くお客様の包装工程を支え、要望一つひとつに確実に応え、様々なニーズに対応。何をもって成功とするか、社会に貢献したか、を考え続けることがプロであり、一人ひとりの絶え間ない向上心が、同社の高い実績に結びついていると語ってくださいました。オンリーワンの魅力をお聞きしたところ、「負けない心」とのこと。お客様の要望に首を縦に振るソリューションを全力で考え抜き、特殊仕様のライン製造や多品種少量品種生産にも柔軟に対応していきます。この姿勢こそがオンリーワンの魅力につながっています。
一つは、オンリーワンの商品を作り続けること。もう一つは、包装機械といえばフジキカイと言われるような最も信頼される企業を目指すことです。他のどこの企業もできないと思われるような案件も実現させ、一番の実績と信頼を持つ企業をこれからも目指します。今後は、工場などにおける完全無人化を目標にするということと、高いレベルの安全安心の実現を武器に特にアジアへの進出を強化していきます。
システムエンジニアリング部 次長 斉藤勲様
フジキカイの機械で包装された各メーカー製品
一人ひとりの意見をとても大切にしている企業。やってみたいと思った提案が通る可能性も多く、提案が通れば会社がアシストしてくれるので安心して、仕事に没頭することが出来ます。任される重圧や責任の大きさは、会社から信頼されている証ともいえます。お客様の要望に応え、お金以上の付加価値を創造することで、お客様に喜んでいただけることもやりがいに繋がる、そんな企業です。
〜感動ポイント〜
企業文化として”あきらめない心”が根付いています。お客様の要求にできません、では話が終わってしまい何も生み出すことができません。「諦めないフジキカイ、しつこいフジキカイ」をフレーズに努力し続けています。取材させていただいた方々は第二設計部と管理部と部署も立場も違う方たちでしたが、とても和やかな雰囲気で言葉を交わしていました。さらに会社を良くするためにはどうしたらいいか、熱く語る姿が印象的でした。ここから「すべてはお客様のために」という姿勢を大事にしているという事がうかがえます。
会社に入ってから働き続けられるコツは、いかに入社時の向上心を保ち続けられるかにあります。自分は何をするためにその会社に入ったのか、をしっかり自分の中ではっきりさせることが大切です。それによって、仕事の楽しみ方も変わってきます。学生時代はその期間に経験したことすべてが大切です。無駄なことなど1つもない、と社会人になった今だからこそ言えます。興味があることは、〈興味がある〉だけで終わらせず、どんな些細なことでもいいから一歩前へ進むことが大事です。
形がくずれやすいお菓子のパッケージのために、従来の供給システムを一新して設備を変え、半年という速さで仕上げたそうです。対象物に合わせ、機械を柔軟に対応されている技術力と必ず成功させる!という社員の想いに感動しました。
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