今年で発売30周年となる「つけてみそかけてみそ」のブランド力です。この商品を知ってもらうことで、会社としても認知度が高まっています。また、愛知は豆味噌文化のエリアですが、この地域では珍しく、白味噌と豆味噌の2種類を製造販売しているところも強みといえます。つけみそかけてみそが発売される以前は、「ナカモといえば白味噌」と言われるほどでした。今でも、愛知県であればほぼ全ての小売店に取り扱っていただいており、広く認知されている商材と言えます。
「つけてみそかけてみそ」は、愛知のお土産ランキング等でもよく紹介いただき、自社から発信しなくても、取り上げていただけることです。それだけでなく、アーティストのライブで「つけてみそかけてみそ」のCMソングを歌ってもらえたり、ブランドの強みのおかげで、お菓子メーカーやぴよりん、焼肉ライク、駅麺通り…などからお声がけをいただき、コラボをしたりと、名古屋の名物のひとつしての柱が立っているといえることも魅力のひとつです。
「発酵食品を次世代に繋げる」を念頭に味噌の需要が減少している現状の中で、味噌の良さを模索して、目先を変えながら様々な商品に挑戦をしています。味噌を加工した食品を作り味噌を広めていく活動を行っています。また、混ぜ合わせたり組み合わせたりした調味料を作って味噌を広めています。また、販路を広げるために全国向けに売れる商材開発を行っています。例えば、自社商品の白味噌を使用した「レンジで簡単 西京漬け」のような愛知の文化だけでなく広められるものの開発を行い、今までの路線とは違った商品を作ることを意識しています。
コロナ禍で味噌が免疫力アップに繋がるという紹介がメディアを通して発信されたため、売り上げ等に大きな打撃は受けませんでした。
営業の面では、従来の取引先と直接お会いして商談を行うということが減り、Web商談が増加しました。そのため試食や商品を直接見てもらう機会が少なくなり、取引先のリアクション等を受け取りづらくなりました。しかし、Web商談が増加したため遠方の取引先様(海外も含む)とも商談が可能になり、悪い面だけでなく、良い面も増加しました。
水性インクの使用によって、印刷部門の働き方改革を目指しています。
環境問題については、まずは「意識すること」が大切だと思うので、SDGsの取り組みによって、若い人が動こうとしていることはとても良いことだと感じています。10~15年経ち、小さい頃からSDGsの取り組みが意識付けされている世代が大多数になれば、先進国では環境問題に対する思いが大きく変化していくのではないかと考えます。
メーカーだけでなく商流を考え、そこに携わる様々な立場の企業研究を行うことです。そうすることで、商流、繋がりを知ることができます。また、どんな職業につくとしても、様々な企業研究を行うことで、知識の幅が広がります。
情報集めや語学力のために英語のドラマを英語で見ています。(杉本社長)
結婚して健康や、食事に気をつけるようになり、自炊の頻度が増えました。家族も同じ食品メーカーに勤務しているということもあり、業界全体について知る機会が増えました。(山田さん)
調味料の一種として、調理で使用して貰うことです。甘めのホイコーローを作る際に使用するのもお勧めです。意外と合うメニューとしては味たまを「つけてみそかけてみそ」等を使用して作ることやマヨネーズと混ぜることです。
東海3県を中心に味噌メーカーとして知られていますが、味噌文化をもっと発展させるため、味噌を使った様々な商品の製造にも力を入れています。日本が誇る発酵食品である味噌を「つけてみそかけてみそ」を代表とした商品で、より多くの人に広め、伝統を守りながらも新たな可能性に挑戦し、様々な形で味噌文化を広めていることに感動しました。味噌の需要減少の中で、海外も含めた展開先を模索されており、現在味噌が使われていない業界への進出も考えられています。味噌の秘めている力や可能性はとても楽しみだと感じました。
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