試作1個からでも加工が可能なので、少ロット・多品種生産と小回りがきく事が強みです。また、翌日納品など短納期にも対応しています。加工メーカーにしては珍しく営業職の社員さんが複数在籍しているため、受け身の仕事ではなく、展示会で自らビジネスチャンスを獲得しに行くなど、攻めのスタンスであることもテクノプラストの強みです。
また、社員さんへは常に100円均一のモノづくりではなく、ブランド品のようなモノづくりをしなさいと指導をしています。そのため、各社員さんの意識も高く高品質で高精度な製品を作り出すことができています。
毎年5月末に「会社として今年は何をやるのか」全社員さんと共有をする経営計画発表会を開催し、その後には懇親会を行っています。また「友の会」で冠婚葬祭をまとめて行ったり、TPC(テクノプラストチャレンジカップ)というゴルフ大会を行ったり、またTPM(テクノプラストミーティング会)=社長と飲む会を行い、コミュニケーションを図っています。この場では、さりげなく礼儀を社長が教えています。また、有給を取りやすくし、社長面談を定期的に行うことで、社員さんの悩みや想いを引き出しています。
長きに渡るお取引があるからこそ、リーマンショックの時でも黒字を維持できました。お客さん本位で考えたいからこそ、あえて上場はしていません。
「求めて難に当たり、自分の能力にチャレンジし、社会に貢献しよう」
社会で生きていく中で必ず壁に当たることは何度もありますが、そこから逃げるのではなく自分の能力を発揮し乗り越える機会であるととらえ、皆が努力を続けています。常に経営理念に沿って会社が運営されており、社員さんが判断に迷ったときには理念が判断基準であるとしています。
100年続く企業にしたいと考えています。人生の多くを会社に所属して生きていくことになるので、自分たちが作ってきたものや業績を後世に残していきたいという願いがあります。
また、日本一明るい会社を目指し、TikTokやインスタグラムなどのSNSで様々な発信を始めたり、整理・整頓・清掃・清潔・しつけを推進する5S活動やSDGsプロジェクト始動など、社員さん主体で会社全体を盛り上げています。社員さんの成長が会社の成長であるように、今後も変化を楽しむ企業であり続けます。
コロナ後、業界全体は悪くないと感じています。コロナ禍の時期にやれることをやっていたかで差が出ていると思います。この時に取り組んだことの一つがSDGsです。コロナ禍で売上が減り、少し時間に余裕が出来たので、これを良い機会と捉えてSDGsだけでなく色々な事に全員で挑戦しました。社内の仕組みも変え、分業に取り組みました。これによって、コロナ禍から回復してきたときに依頼が増えても生産能力が上がって迅速な対応が出来る事に気づきました。それにより残業時間も昔より減らすことが出来ました。コロナ禍はマイナスだけではなくてプラスもありました。
社会に出て働くということはお金をもらっている以上プロです。働き始めてからは学生のように時間を使えないので、今できることや今ある時間を大切にする、何でもいいので興味のあることをしてみることで将来の投資になります。海外に行くと人生観が変わるため行くべきです。(当たり前と思っていることが当たり前じゃないと気づけます)
自分で考えて動く力です。これは、自分一人では身につけることは難しいので、上司や周囲の人とコミュニケーションを取って色々な考え方を学び、吸収していくことで、身につくと思います。
毎年のテーマと毎月のテーマを決めています。これをすることで社員さんの方向を一つにできます。また、毎朝の朝礼では、運を引き寄せる「ついてる体操」を行い、明るく前向きに働ける工夫をしています。
ポジティブで明るい社長は社員さんとのコミュニケーションを大切にし、社長自らが社員さんに寄り添うことで社員さんのモチベーションに繋がっています。これは、会社の成長と共に社長や社員さんが一緒に成長できるということにつながっていると感じます。また、会社をよりよくするためにはどうすればよいかを常に考え、困難な状況に対しても前向きに取り組み、周りも元気づけているような渡辺さんの姿に感動しました。
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