生活や産業に欠かせないエレクトロニクス製品をつくっている東洋電機株式会社様。「モノづくりは人づくり」「電子の夢を創る」をテーマにして研究開発を重ね、お客様へ価値ある製品を届けています。
創業来、お客様の課題解決に対して、社員が真摯に応えたことで会社と社員が成長できたのではと思います。特定会社グループの枠に入らず、自主独立運営を行っていることで時代の変化に対応する柔軟な事業が出来たことも要因になったと考えています。創業者の夢であった「社会に認められる会社になりたい」という想いが1997年名証2部に株式上場を実現したことも原動力の一つにもあるではないでしょうか。
地球環境破壊や少子高齢化にともなう生産年齢人口の減少など創業時と比べて、社会が抱える課題は深刻で大きなものとなってきています。そんな情勢の中、事業運営を継続していくためにもこの課題解決に取り組むことが事業のあるべき方向性であると考えております。大きく変わる外部環境は当社だけでは対応出来ませんが、内部環境を変化させることは我々自身も出来るのではと思っています。
〈技術の見える化承継と社外協業体制〉
これまでに保有してきた技術ノウハウの見える化を行い、次世代に継承していくこと。その一環として職人の熟練した技術をすべて映像に収める計画を立案中であり、その熟練の技を協働ロボットで再現できないか社内実験に挑戦しています。将来的には、同じ悩みも持つ中小規模会社への販売展開を目指すことで日本の中小規模会社の底カアップに貢献したいと考えます。
〈挑戦する姿勢とその姿勢を評価する人財育成〉
会社の成長は社員の成長なくしてはあり得ないので、社員の挑戦を評価支援する職場の風土創出に取り組んでいます。各自の適性を見極めていくことで、各自の得手の部分を伸ばし、不得手はそれを得手とする社員に任すなど、工夫を重ねています。
〈次世代が次の会社を導く体制作り〉
2080年以降の当社及びグループ会社の将来のあるべき姿を見据えて、戦路ロードマップを策定するプロジェクトを進めています。従来、事業戦路は経営層幹部だけが立案してきましたが、次世代に主役となる、40歳代を加えた多様なメンバー構成で経営ビジョンを達成するための10年の戦路ロードマップである未来年表を作っています。
従業員の皆様にも話を聞きました。
夢と希望と思いやり(松尾社長)
「褒めて伸ばす」子どもも、褒めて伸ばすように心掛けています。(清水さん)
「すみません」と言われるより、「ありがとう」と言われる方が嬉しいので、「ありがとう」と言うようにしています。(福田さん)
「百聞は一見に如かず」営業の仕事をしている中で、最低限必要な情報は、製造現場で直接見て学んでいます。他にもメールなどで済ませることでも、あえて直接会うようにしています。(服部さん)
製造現場と話し合い、お客様との橋渡し役のような仕事をしたいと思い、メーカー営業を志望していました。鉄道も好きで、鉄道の仕事も行っている東洋電機に入社を決めました。(服部さん)
責任もあるが個人の意見も聞いてくれる中規模企業を志望していました。人と接することも好きで、現在の人事課も以前所属していた部署も人と会話をする事が多い仕事ですので、自分に向いていると思っています。(清水さん)
家から近く、やりたいことができる会社を探していたところ、子会社である東洋樹脂に出会いました。大学の研究室のような雰囲気で働ける事が魅力的で入社を決めました。(福田さん)
〈学生生活について〉
「知見」よりも「経験」を大切にして欲しいと思います。時間のある大学生のうちに時間をかけてできることを見つけてほしいと思います。社会人になっても、「知見」からの先入観で動けなくなってしまうことは多いので、そうではなく、時間のある学生の時に自分で「経験」をしてほしいです。
〈就職活動について〉
大企業に捉われず、足を使って実際に会社をたくさん見に行ってください。中規模企業には、大企業にない良さがあります。一人ひとりの業務に重みがあり、責任を伴いますが意見も通りやすく若いうちから様々な経験が積めます。学生時代は時間があるので、しっかり悩み、働いている自分が想像できる会社を選んでください。新卒切符は一度きりです。自分が大切にしたいものは何かを考えて、主軸を明確にし、悔いのない就活をしてください。
頭を空っぽにするために、犬二匹との散歩とその後の一人での散歩です。極力多くの人と出会うことでの新たな感覚と思考の気づきをもらうことも大切にしています。(松尾さん)
自分の体力のために、早く寝ることを心がけるようになりました。休みの日などは、子どもがやりたいこと、行きたいところが中心になっていますが、仕事との切り替えになっています。(清水さん)
子どもに勉強してもらうために、自分も一緒になって資格などの勉強をしています。「ママも勉強するから一緒にしよう」と言えるようになりました。結果的に自分も資格を取れるため、自分を高めることに繋がっています。(福田さん)
社会人になってから少し体重が増えたため、歩いたりゴルフをするようになり、結果的に健康的な習慣を送れています。(服部さん)
夢と希望と思いやりです。(松尾さん)
「褒める」子どもにも褒めて延ばすように心掛けています。(清水さん)
「ありがとう」やってもらった時に、「すみません」と言われるより、「ありがとう」と言われる方が嬉しいと感じます。そのため自分は「ありがとう」と言うようにしています。(福田さん)
「百聞は一見に如かず」営業の仕事をしている中で、分からないところもあるけれど、行って見て覚えるしかない、と思うようになりました。今ではメールなどで済ますこともできるところを、あえて直接会うようにしています。 (服部さん)
子どものほっぺを触ることです。(清水さん)
子どもの出ている試合やプロの試合の野球観戦。声を出して応援ができるようになったのが楽しいです。(福田さん)
目的地を決めずに行くドライブは、至福の時です。 (服部さん)
社内に部活動があるというのがとても良いと思いました。社員の健康面はもちろん、コミュニケーションを図れることから、心身ともに健康にも繋がると思います。そのことで、更に社内の雰囲気が良くなっていくことは、この企業の大きな特徴であり、強みだと感じます。
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